Ricoh GR IIが発売されます。

およそ二年振りとなる、RicohのGRのアップデート、GRii。実際の発売は7月だそうです。


Wi-Fi機能が付いているからか、GRと比較して上部にわずかの突出部があり、ここにアンテナがあるのではないかと思います。
私は前機種のGR Limited Editionを使っていますが、間違いなく一番たくさん写真を撮っているカメラです。
何が好きかと言うと、カメラとしての使いやすさです。

最強のスナップシューターとして変わらないコンセプト、高画質と携帯性の両立、使い込みが報いられる道具として優れている点が全て好きです。
このGRⅡの改善点は、
・Wi-FiやNFCの対応によるスマートフォンの操作
・オートホワイトバランスの改善
・新エフェクト6種の追加
・バッファメモリの増強
です。これだけ見ると、人によっては最新のカメラの機能を備える事になります。反面、最新の機能と言えどもその恩恵を感じられない人(ワタクシ)にはGRで十分かもしれません。
レンズ、ボディ、センサー、画像エンジンが全て同じなのでまだ不満を感じるレベルアップではないかもしれません。ただし、カメラとしての機能としては、オートホワイトバランスの改善、高感度画像処理の改善があるのでこの差がどう現れるかですね。
追加されたエフェクトモードは明瞭コントロール、光沢コントロール、鮮やか、人物、雅、HDR調の6種です。GRを持っている私としては、これらのエフェクトがファームウェアのアップデートで追加されるかどうかが気になります。
GRの凄いところはフィルム時代からほとんど形が変わらない事です。モノとして完成形に限りなく近く、この普遍性も惹かれるところです。
GRのポリシーは大好きです:

・カタログスペックだけの数字競争はしない
・流行りの機能というだけで搭載しない
・目立たせるだけのデザインはしない
・安易なモデルチェンジはしない
・いつも挑戦し提案する姿勢を失わない
GRを打ち破るのはGR。常に新しい提案を試みていきたいと思っています。ユーザーの期待を超えること。それもGRの役割であると考えています。

スペシャルページ: http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr_special/
プレスリリース: http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2015/20150618_008998.html

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