望遠レンズ考、Nikon 1編。

望遠レンズが欲しいです。皆既日食を撮った時に手持ちのレンズの望遠性能の貧弱さに嘆いてしまいました。Olympusの超高性能望遠ズームレンズも候補にあがってきますが、PRO仕様が私にとってはちょっと贅沢過ぎるところはあるかもしれません。

1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6 ブラック

Nikon 1システムの選択はセンサーサイズの小ささを逆手にとって、比較的小さいレンズで超望遠領域の強みを活かそうかというものです。1 Nikkor VR 70-300mmは換算で189-810mmとなりまるで異次元の望遠域です。800mmのレンズはライカ判では色収差を補正するために多くのレンズを必要とします。大きく重くなるのは当然です。しかしNikon 1ならば非常にコンパクトです。望遠ズームレンズでは重宝するであろうNikon 1システム共通の位相差AFの高速かつ精度の高いAFを忘れてはいけません。
また、このレンズは手振れ補正、静音AF、スーパーEDレンズ、ナノクリスタルコートなどと贅沢な仕様で、ニコンの本気度が伺えるレンズです。
このレンズのためだけに、Nikon 1システムを手に入れて、望遠専用システムにしてみても良いかと考えています。
スナップならばRicoh GRもしくは富士フィルムX100系の単焦点レンズで身軽に撮影するためのみに使う。
標準レンズで撮るためだけにライカを使う。
アウトドアや海で使うためだけにNikon 1のあAW1を使う。
文鎮のためだけに中判デジタルだけに使う…(^_^)
ひとつのシステムに全てを要求するのではなく、要所要所で最適なレンズとカメラを選ぶのもひとつの選択かと思います。高性能なカメラシステムが何社も出しているだけでなく、フォーマットもたくさんあるので色々と選べるなんてとても贅沢な時代です。

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