APS-Cはハーフサイズカメラ。焦点距離換算の落とし穴。

APS-Cでは焦点距離はライカ判(フルサイズではない)の1.5倍で換算。その通りです。
でも焦点距離は基本的にはセンサーの対角の距離で表されているので、実際の面積比となると二乗の関係になります。
ライカ判は36mm×24mm、APS-Cは23.6mm×15.7mmくらいなので、42%くらい?半分もないので「ハーフサイズカメラ」とすら呼べないですねぇ。

ライカ判はフルサイズ(これ、納得いかないんだよなぁ。フル、って事は「これ以上ない」って事で、ブツブツ・・・)。
APS-Cはハーフサイズ。
Olympusに代表されるフォーサーズはクォーターサイズ。
Nikon 1のCXフォーマットは・・・7.3分の一、面積13.7%。
一般的なコンパクトカメラは4.6%。
センサーの画素数はルートに比例するので、画素数が増えて喜ぶには注意が必要です。
センサーサイズは対角で比較されることが多いのですが実面積は二乗で効いてきますので、センサーサイズが気になる人は注意が必要です。
まぁ、センサーは進化してますから大きさだけではないんですが。
ちなみに、今ワタクシが欲しいデジタルカメラは(一般的なコンパクトカメラよりちょびっと大きい)2/3型センサーを持つFujiFilm X10。
小さいセンサーでできて、大きいセンサーでできない事も多いのです。レンズはセンサーの大きさに比例するので小さくて性能の良いレンズが搭載可能、APS-Cやフォーサーズのズームは暗くて大きいものが多いですね。
そのレンズでワイド端での1cmマクロ撮影、F2で被写界深度が深い撮影、等が可能。
消費電力とかもね。
カメラは機能が変われば用途も変わるから、目的があれば数台持っててもいいんではないでしょうか。
まぁ、センサーサイズこそ違えど、カメラは全部それぞれ良いところがあるんですね。
ライカ判、APS-C、フォーサーズ、CXフォーマット、1/1.7型、中判、シノゴ、
一眼レフ、ミラーレス、レンジファインダー、二眼レフ、ビユーカメラ、目測、
デジタル、フィルム、ポラ、カメラ・オブスクラ(笑)
それぞれ良いんです。(フォーサーズとCX以外と全て持っているワタクシ・・・)

コメント

  1. カメラ友達 より:

    家族が増えると、被写界震度の狭さで困ることもあります・・・。
    でもやっぱりラージフォーマットで盛大にボカしたいのですよ。
    そして、ISO3200くらいだって、それなりに撮りたいのですよ。

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