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Panasonicはマイクロフォーサーズを続けるのでしょうか。

07/03/2020 - Posted in 写真・カメラ・レンズ Posted by:

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オリンパスはカメラ業界から撤退するみたいですが、同じマイクロフォーサーズ機を作っているPanasonicはどうなんでしょうか。

GH5S

最近のPanasonicは、フルサイズのS1系列のカメラやレンズと、マイクロフォーサーズも生産を続けていくことに非常に力を入れているみたいです。

個人的にですが、Panasonicのマイクロフォーサーズはセンサーサイズに比較して少し大きく、持ちやすいと思います。私はGH5やG9のようにボディサイズが大きいカメラの方が、長めのレンズを使ってもバランスが良く、扱いやすく、操作もしやすいと感じています。これが両社の製品の選択プロセスにおける最大の違いの一つではないかな、と思います。 手に持ったときのカメラの感触は、カメラのモデルを選ぶ上で最も主観的な評価の一つであるんですが、デジタルになり画像性能に大差がなくなりつつある今、最も重要な評価の一つであるかもしれません。

特にパナソニックが優れているのがビデオだと思います。GH4、GH5、GH5S、そして現在のG9は、ビデオカメラとして性能が非常に高いと思います。オートフォーカスや露出などのアルゴリズムも、動画を見据えて開発していると聞きました。

私が思うに、このビデオへの特化した技術が、パナソニックのマイクロフォーサーズフォーマットへの寿命をもう少し延ばすのではないかと思っています。写真家と違って、ビデオグラファーは常にセンサーの解像度を上げたり、超薄型の被写界深度を追求しているわけではないのです。彼らが優先するのは、画像にピントを合わせることと、個々の被写体ではなく、シーン全体をカバーするのに十分な被写界深度を持つことです。マイクロフォーサーズカメラは、新しい映画製作者のための素晴らしいエントリーポイントであるが、パナソニックのカメラは、より高度なユーザーにも十分に使用できるレベルのビデオ品質とコントロールを提供します。初心者であってもカメラを使いこなすことができ、信頼できる結果を得ることができるはずです。そして、4Kビデオでは、センサー上の800万画素を超える解像度は関係ありません。

パナソニックは、セミプロビデオユーザーをターゲットにしたカメラで、画質だけでなく、音の良さや、ヘッドフォンとマイクの両方を接続できることにも力を入れています。また、静止画と動画の両方の質を比べた時に、G9は両方を高い水準で出力します。4Kビデオを録画可能な小型カメラとして市場を確立していると感じます。小型センサーでも高品質の60fps 4K動画が撮れます。前述のセンサーサイズに対して少し大きめなサイズも、ビデオにおいての熱処理が優れている要因となります。熱処理がいいと、録画のより長い実行時間、そしてノイズが少なく、機体自体も長寿命になるなど、ビデオカメラとしての利点が多くあります。それと同時に、ビデオを録画するときに、現在最高のフルサイズ機よりは手ぶれ補正性能が優れています。

私が悩んでいたのは、ボディはG9、レンズはZuiko 12-100 F4とか思っていました。Panasonic Leica 12-60mm f2.8-4よりは魅力的でした。この先どうなるかはわかりませんが、少なくとも現時点ではパナソニックのカメラの画像出力はオリンパスの水準に達しているのではないでしょうか。手振れ補正はオリンパスの方が高性能ですが、パナソニックも近いところまで来ているかもしれません。そういう意味では、オリンパスのレンズ資産をパナソニックのカメラで活かす選択肢がある分、過去の事業終了より幾分か幸運な気がします。

私はフルサイズが支配的なこの時代であっても、マイクロフォーサーズカメラとレンズを持つ理由がいくつかあると思います。旅行用のカメラとしても最適です。素晴らしいビデオカメラがあります。サイズと重量の比では、望遠端では他に類をズーム領域があります。

フルサイズ機と比較しての僅かな性能差よりも、重量やサイズを取らなければいけないシーンはたくさんありそうです。それだけでもマイクロフォーサーズの存在意義はありそうです。小型で高画質なシステムの真の価値は、ほとんどの条件で、13×19インチまでのプリントを作成しても、フルサイズと比較しての実質的な利点がなく、ほとんどどこにでも持ち運べるポータブル性を持ちながら、素晴らしい画像を作成できることにあると考えています。

そして何より、パナソニックは強力なライバルのオリンパスがいながら優れたカメラを生産していました。それが今、マイクロフォーサーズ市場の半分以上を継承したかもしれません。マイクロフォーサーズのライバルがいないので、最大限のリターンが可能かもしれません。

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