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ソフトウェアの速さが開発の最重要項目になったら嬉しいです。

08/13/2019 - Posted in Web・PC・App関連 Posted by:

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私は速いソフトウェアが好きです。ソフトウェアのインターフェイスと使用感が速いソフトウェアが好きです。ソフトウェアに操作の間の遅延が無く、スルスルと動くソフトウェアが好きです。

速いソフトウェアというのは、得てしてそのコンセプトがはっきりしていると思います。その分シンプルなソフトウェアでありがちですが、必ずしもそうとは限らないと思います。シンプルでなくとも速いソフトウェアは存在します。しかしながら、ソフトウェアの速度とは、最も大事でありながら然程重要視されていない特徴かもしれません。私にとって、速いソフトウェアとそうでないソフトウェアの差は大きく、かたやシームレスに作業できるもの、かたや妨げにしかならないもの、くらいの差があります。昔仕事で使っていたソフトウェアが物凄く速い立ち上がりでキビキビ動いていました。今は多くの機能を搭載して立ち上がりに数秒間かかります。キビキビ動いていた頃はアイディアが浮かんだ時点で瞬時に検討する事ができました。そのタイムラグは妨げになっていません。

また、テキストエディタの類で、反応が遅いものもあります。タイプしている先からどんどん変換してくれず、私のタイプスピードについていけないソフトウェアもたまにあります。断っておきますが、私は特にタイプスピードが速い方ではありません。文字数が多くなると、レンダリングに付加ふがかかっているものもあるようです。そういった場合、せっかくのハードウェアの機能を使い切れていないと感じてしまいます。テキストファイルの容量として、数千文字は大したことありません。なのでそういった遅いソフトウェアの信頼度も下がってしまいます。同期がちゃんとしていないのかと疑ってしまいます。データ自体もどうにかなってしまうのではないかと心配になります。

そういう意味では速度と信頼度は同じスケールで論じるものかもしれません。エンジニアリングとしてのクオリティも速度で測れるかもしれません。単純な作業でソフトウェアが遅くなろうものなら、ソフトウェアエンジニアの怠慢と思ってしまいます。速度があれば信頼度も上がります。

例えばですが、速いテキストエディタの例としてはSublime Textが挙げられます。とても速いソフトウェアですが、どちらかといえば言葉を書くよりもコードを書くためのソフトウェアであるため私は常に使うわけではありません。しかし、10年程使っていますが遅くなることはなく、むしろこの10年でハードウェアが速くなっているため以前より速く感じます。

わずかでもソフトウェアが速くなっていれば使いやすくなります。例えば、たった3%程度の速度アップでも、一日中そのソフトを使っている人間からしてみれば無視できないスピードアップです。また逆も然りで、前バージョンより3%遅くなっていると、作業の妨げになります。

最近ですが、Google Mapsとかも遅くなり始めていると感じる時があります。アニメーションは結構なことですが、積み重なると遅くなります。もちろん、Google Mapsは大変便利なソフトウェアなので私のみならず多くの方が使いますが、そのうち高機能化の名の下に耐え難く遅くなるのが心配です。データ的にも精度的にもApple MapsはGoogle Mapsに及びませんが、Apple Mapsが速いために私は併用しています。

反面、iTunesは遅いソフトウェアの代表格ですね。これからはいくつかの機能に別れて提供されるらしいですが、正しいと思います。

誤解があってはなんですので、Appleのソフトウェアは速いものが多いですKeynoteなんかはとても速いですね。インターフェイスはシンプルですがとても高機能でmacOSの中ではとても速いソフトウェアです。

もちろん、ソフトウェアが速いからといって良いソフトウェアとは限りませんが、遅いソフトウェアが良いソフトウェアと認識されるには高いハードルがあるのではないでしょうか。メカの世界から例を挙げると、タイプライターなんかは作業自体は遅いかもしれませんが、機械としてはとても速くて正確です。紙をいちいちセットしなければいけないのは流れとして慣れることができ、一文字打つのにタイムラグは絶対に生じません。タイプライターのように行動が直接変換されるようなソフトウェアこそ速くて良いソフトウェアなのではないでしょうか。

よって、ソフトウェアは速度を優先して開発されれば私は嬉しいです。ソフトウェアの速度を上げる事は仕事の生産性が上がることと同じです。ハードウェアがどんどん速くなっているのにソフトウェアが速くならないことにはパソコンやスマートフォンの真価
問えません。逆に、ハードウェアの速度にあぐらをかいてソフトウェアのコーディングをされてはあまりにも悲しいです。

とは言え、言うは易し、というのは百も承知です。速く動くソフトウェア
作るのは難しいのです。でも速いソフトウェアを使っていられる時は感謝以外の言葉が見つかりませんよね。

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