富士フイルムX-T2が発売されます。

富士フィルムがX−T2を発表しました。人気が高い、X-T1の後継機です。


多くの新機能が見られますが、基本的には信頼性の高いX-T1の正常進化品です。

新しい機能は以下の通りです。
・デュアルSD UHS-IIカードスロット
・ケーブルリリースソケット
・1/32,000秒の電子シャッター(ファームウェアですのでX-T1にも対応しますが)
・1/250フラッシュシンクロ速度
・親指AFの使い勝手向上
・14コマ/秒(電子シャッター)
・325個のAFポイント
・向上したファインダー
・4K動画対応
・実は寸法が数mm大きくなっています。そしてちょっと価格も上がっています。
やはりこのカメラの良いところはダイヤル位置などの使い勝手です。カメラの使い方を知っていて勉強したことがある人向けのカメラです。つまり、露出補正をダイヤルで行ったり、レンズで絞りを設定してからシャッターダイヤルを回して露出を決定したりできます。そして造りがとても良いです。ダイヤル類が金属で、加工が指に引っかかって難なく回せます。他のミラーレスカメラは金属ボディでもダイヤルやスイッチはプラスチックだったりします。この造りへのこだわりはとても好感が持てます。
画質もとても良く、ベイヤーセンサーのカラーフィルター配列X-Trans CMOS IIIを採用。製品設計がデジタルありきで考えていますので、レンズとカメラが電子的にマッチングされているため色収差、周辺光量比、歪曲収差を補正できたりします。AFは位相差センサーを組み込んでいるのでとても速いです。また、X100からそうだったのですがオートホワイトバランスがとても良くできていると思います。ハイライトの描写も粘っていたように思います。色に関しては賛否両論あるみたいですが、人の肌の再現はとても綺麗です。多くのユーザーには人肌が綺麗に写るのが一番大事なのではないでしょうか。
何よりもそのライブビューが綺麗で、富士フィルムのデジタルカメラのシリーズで最も大きいです。ところで、GPSがないですが、何か理由があるのでしょうか。
期待通り『アクロス』のフィルムシミュレーションが可能です。私にしてみたらそれが大きなポイントで、アクロスがなかったらX-Pro2の方が魅力的です。

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