一年後の前原光榮商店の16本骨傘。

今年も梅雨に入りました。傘が手放せない時期です。前原光榮商店の16本骨傘を使い始めて一年経ちましたが、いい傘は使っていて楽しいです。

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役に立つのはもちろんですが、いい傘を使っていると背筋がピンと伸びます。そして頑丈な傘だと刺しやすく、使うのが楽しくなるのです。

16本骨傘なので、とても丈夫で頑丈で、多少の風が吹いても安い傘程ブレません。手に取って見てみるとどれほどしっかりしているかわかりますが、それでいて全体の重さのバランスが取れているので重量はありながら使っていて疲れません。そして、何がいいかと言うと、全ての素材がいいです。生地の見た目だけではなく、質感が良いですし、金具が美しく手触りが良い。これだけならばただの芸術品ですが、傘ですので実用的でなければ意味がありません。傘を開くときに『カチッ』っと鈍い金属音が何とも言えず良いです。手作りが感じて取れ、丁寧な作りが伺えます。
そして一つ気付いたのが、傘を忘れにくくなりました。私はものを無くすことはあまりなく、外出先の店や移動中の電車の中とかに傘を置き忘れてしまうことは全くないのです。しかし、朝に雨が降っていて傘を会社に持って行き、帰る頃に雨が止んでいると傘を置き忘れてしまうことがあります。つまり、帰る頃に雨が上がっていると傘を必要ないと思ってしまうのですね。これがなくなりました。このいい傘をちゃんと家まで持って帰り、元の場所へ戻してあげなければいけないと思うようです。
いい傘を買って正解です。今年の梅雨も乗り切れます。

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