Sonyの新製品の共通点はSonyの高いセンサー技術。

Sonyが一気に製品を発表しました。共通するアップデートは、裏面照射センサーと、読み出しの高速化です。

From: Sony


具体的な機種は、
・α7Rii
・RX100iv
・RX10ii
です。

α7Riiは更なる高画素化とライカ判のセンサーとしては初めての裏面照射センサーを誇ります。そしてEVFが0.78倍と高い倍率です。
RX100ivも裏面照射センサーと、高画素なEVFを搭載しています。
RX100III

RX10iiも同様に裏面照射センサー化とEVFの高画素化されました。

From: Sony


しかしながら、これら3製品で最も魅力的なのは相変わらずRX10iiです。レンズ固定式ですがF2.8通しの明るさ、高(光学)倍率のレンズで、換算24~200mmは普段使いはもちろん、運動会など望遠が必要になった時に活躍しそうです。運動会には望遠レンズを選ぶべきだと思うものの、逆に運動会の時だけにしか使わないレンズは勿体無いです。このCarl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-200mm F2.8は汎用なズーム域のちょっと広めですので、運動会などの時の「もう少し望遠」や、室内の集合写真の時の「もう少し広角」に対応できるレンズです。
筐体やレンズは前機種と共通していますので、カメラ内部のアップデートですがその内部のアップデートがとても大きいと思います。裏面照射センサーの恩恵はノイズの低減であり、基板回路の最適化も兼ねているかもしれません。センサーの更新だけでも凄いのに、EVFもアップデートしてしまう辺りはさすがです。集約すると、センサー関係がアップデートされたと言っても過言ではなく、改めてSonyのセンサーの開発力が現れた製品群のように感じます。
これらの製品のセンサーの高感度化、EVFの細密化、読み出しの高速化はビデオ撮影にて最大の効力を発揮すると思います。コンシューマ機として動画に力を入れているのは他はパナソニックくらいですかね、老舗のカメラメーカーはビデオで出遅れている感じがします。Canonの業務用映像器はEVFが多いのに、なぜカメラでは頑なにOVFのみなのでしょう?私自身ビデオは撮影しませんが、カメラとビデオの両方を撮影したいというニーズはあるではないでょうか。

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