Leica QとRicoh GRの比較。

私はRicohの歴代のGRを使ってきましたが、Leica Qに関しては画角が同じことから比較ができるのではないかと思いました。



私が持っているGRは既に発売から2年経っていますが、未だその性能は色褪せること無く使えています。最近発表されたGRⅡの内部やレンズがほとんど同じなのが何よりの証しです。もっと言えば形はフィルム機の時代からほとんど変わっていません。
最も大きな差はセンサーサイズであり、Leica Qのライカ判に対してGRはAPS-Cです。また、EVFの搭載と手振れ補正機能がLeica Qには付いているので手振れは安定しそうです。
サイズ感も二回り程GRの方が小さいです。真にポケットカメラと呼べるのがGRです。だからこそ両方持つのに矛盾はないと思います。
Leica Qの画質は何とも言えませんが、GRの画質は隅々までシャープで、レンズ性能の高さを伺えます。片やノイズやダイナミックレンジはライカ判センサーのLeica Qが優れていることは間違いないです。
私の場合、レンズの焦点距離は28mmと50mmが体に染み付いており、35mmはチャレンジしていますがイマイチ私の目と足にフィットしません。故にLeica Qは私のワークフローに違和感無く入ってこれると思います。しかし、ポケットにGR、肩掛けストラップにライカと50mm(もしくはGXR)となると、Leica Qは少々大きいかもしれません。Leica Qは往年のフィルムカメラのLeica M3やM2と同じ寸法なので、多少大きいかもしれません。
いずれにしましても、カメラとレンズのドキュメンタリー性、即時性、ステルス性、画質の高さは共通していると思います。「同じ画角なのでひとつでいいでしょ」、とならないのがカメラ好きのサガです。

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