AppleのResearch Kit。

researchkit

昨日のAppleの発表で多くのものが紹介されましたが、私が最も注目しているのは新しいMacBookでも、Apple Watchでも、HBO Nowでもありません。
医療機関の研究支援プログラムのResearchKitです。iOSのデバイスで医療機関の研究にデータを提供できるプラットフォームです。


自身のデータを研究機関に提供する事で、病気の情報が蓄積され、解析を経て様々な改善が可能です。どのように行動してどのように体が反応しているかが新たな情報となり、それが新たなアプリの開発や薬剤の研究や、治療法へとつながります。自身のデータをいくら蓄積しようと、それを活かす知識がないと意味がありませんので、このResearchKitで然るべき解析ができる方々に渡すことができます。
セキュリティ的にも、これらのデータはAppleはアクセスせず、参加そのものも完全に任意です。知らぬ間にデータが収集されていたり、提供したデータが売られたりする事はありません。さすがに研究機関、病院、医者などにはデータは渡りますが、その辺りは厳選された方々と信じたいところです。更に、ResearchKitはオープンソースで、多くの改善がなされると思います。
HealthKitは自身の健康をトラッキングするアプリの開発ですが、ただトラッキングするだけでは健康になるわけではありません。当たり前ですが健康に向けて蓄積したデータをどう解釈し解析して、自身で判断して改善する必要があります。ResearchKitではパッシブな蓄積ではなくて、研究者がデータを解析するなり、プラットフォームに良いアプリを提供するなど、多くの可能性を秘めています。
現在は喘息や心臓病、パーキンソン病、乳ガンなどのプラットフォームがありますが、これからどんどん増える事を期待しています。
https://www.apple.com/researchkit/

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