iPodのSSD化についての追加情報。

すんなりとできたように見えるiPod3GのSSD化(コンパクトフラッシュ)ですが、一週間ほどかかりました。
よしやろう、と決めてからはネットで情報収集。
iPod3Gに入っているHDDは東芝製なのですが、1.8インチHDDです。
これをSSD化するためには、1.8インチのSSDを買うか、他の手段でアダプターを使うか、という選択肢があります。
わっしゅばーんさんのHPより、CR-1000IDEというCFとシリコンパワーのコンパクトフラッシュで成功されていたので、これを使うことにしました。
CFカードは1.8インチHDDより流用性が高いからという理由で決めました。
http://ipod.shop-pro.jp/でも買えるとのことですが、私はアマゾンで買ってしまいました。
32GBとか16GBとかで迷いましたが、とりあえずは8GBで。

買ってから数日で届きましたので、早速組み立ててiPodに入れてました。
最初はFireWireでつなげてたりしていたのですがCFでうまく認識しませんでした。
純正のHDDを入れなおしたら認識したので、CFかCFアダプターの問題です。
色々読んでいると、HDDに直接書き込まれているファームウェア関係かと思うのですが・・私にはそこまで理解できていません。
更に調べてみると、iPod3GのHDDには二つの領域があって、ひとつめの領域にファームウェアが組み込まれているとのこと。これがないと、iPod本体がHDDを認識しません。
(Windowsでフォーマットした場合。Macでフォーマットした時は異なります)
こりゃiTunesを使って復元するしかないと思ったので、再度USB接続で試しました。
復元がうまくいったのかと思ったのですが、復元後にすぐにつなげてもiTunesは認識してくれませんでした。
実は、今となってはここで成功していたのではないかと思うのですが、この時は失敗したと思い、他の手段を模索してしまいました。
話が前後しますが、復元後に外してから充電を満タンにしてつなげたらうまくいきました。
(※追記2:iTunesで復元が終わると、「充電して復元を完了してください」というメッセージがあります。読み方によっては、復元が完了するためには充電が満タンでなくてはいけない、とも読めます)
教訓としては、USB接続で復元を数回試し、例え一回目でうまくいかなくても何回か試してみることです。
実はここでCF化の話は終わってしまうのですが、下記の失敗も自分メモとして記載します。
当初は先の失敗から他の手段を考えて、Linuxでのフォーマットと東芝HDDの中身の丸コピーを試みました。
iPod 3G Compact Flash Mod
Linuxのddコマンドを使って東芝HDDのファームウェアを吸い出してCFに入れようとしたのですが、やってみたのですが、うまくいきませんでした。
そこで、iPodの純正OSを諦めて、他のOSを入れようかと思いました。
具体的にはRockBoxiPodLinuxことpodzillaです。
しかし双方とも元々のAppleOSがないとうまくいきませんでした。
クリックで済ませるインストーラと、コマンドラインを使うマニュアルインストールを試したのですが、私の入力が間違っていたのか相変わらずiPod3GはCFを認識してくれません。
Linuxなのでなんとかやりようはあったとは思いますが、私の技量ではここまでが限界です。
Using an iPod with Linux
Setting up an iPod MA978 on Linux
しばらく途方に暮れた後、振り出しに戻ってWindowsとiTunesで復元を試み、これでうまくいきました。
作業中も常に心に余裕を持ち、充電とかも十分に行い、接続や取り外しも焦らず行いました。
案外、これが成功した一番の理由だったりして・・・。
※これらの作業は全てWindows機で行っています。
Macの場合はiPod3Gのフォーマットが異なる(HFS+)のでうまくいかないこともあるみたいですが・・・。

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