ライカにツァイスのレンズを買ってしまいました。

イキナリですが、レンズを買ってしまいました。
(だって、カメラだけあってもタダの箱なんだもん)
宣言通り、C Biogon 35mm F2.8。
CBiogon.jpg
カッコええ・・・。
このBiogonですが、新設計のため1930年代に設計されたものとは若干レンズ構成が異なります。
元々Berteleの特許では、以下のような図が記載されております。
(USP2084309)
Biogon_35_2p8_patent.jpg
コレもカッコいい。
この構成を見るとかの有名なゾナーレンズの変形であることがわかると思う。後ろ球が追加されたような形です。
上図の構成ですと4群7枚のレンズですが、実際に販売されたものは4群6枚だそうです。
となりますと特許の第1請求項にあるように「第二群が少なくとも正レンズ一枚と負レンズ一枚からなる接合レンズ」なので第二群が2枚レンズの接合レンズであることが予想できます。
何枚もの接合レンズを作るのが大変だったんでしょうか。
対して新Biogonは以下のようなレンズ構成となっております。
CBiogon_35_2p8_dim.jpg
コレも対称性がカッコいいですね。
しかし、これはゾナーの発展系には見えませんね。
どちらかというと旧Biogon(超広角系)に似ています。
旧Biogonのレンズ後面がフィルムに非常に近づいているそうなのですが、現代のTTL測光付きのカメラには干渉してしまうそうです。
少しバックフォーカスを伸ばす必要があったのでしょう。
新Biogon 21mm F4.5もバックフォーカスが伸ばしてあります。
まぁ、こういった能書きが大好きなのですが、実際の描写や使用感はどうなのか。
残念ながらまだ写真は見ていないのですが、フォーカスはスムーズで、絞りクリックも心地良いです。
何より、長年一眼レフカメラを使ってきた感想は「小さくて軽い」ことです。
平均的な日本人男性の中でも手足が小さめなワタクシにとっては、ちょうど良い大きさです。
(関係ない話なんですが、靴を探すのも大変なのよ・・・)

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