Asahi Pentax MEの外観と主な仕様

| 形式 | TTL自動露出電子制御式35ミリ一眼レフカメラ |
| レンズマウント | ペンタックスKマウント |
| レンズ | Kマウント用交換レンズ |
| ファインダー | 固定 銀コートペンタプリズムファインダー |
| ファインダー視野率 | 92% |
| ファインダー倍率 | 0.97倍 |
| フォーカシングスクリーン | 固定 スプリットマイクロマット |
| シャッター | セイコーMFC電子式縦走りメタルフォーカルプレーンシャッター |
| シャッタースピード | 機械式B,X(1/100秒)、電子式8秒~1/1000秒 |
| セルフタイマー | 機械式約4秒~12秒 |
| ミラー | クイックリターンミラー |
| 絞り機構 | 自動絞り |
| 巻き上げレバー | 巻き上げ角135度、予備角30度、巻き上げ表示付き |
| フィルムカウンター | 裏蓋連動自動復元順算式 |
| フィルム巻き戻し | 底部の巻き戻しボタン及び巻き戻しクランプによる |
| 露出計 | GPD 開放中央重点測光 |
| 電源 | 1.5V銀電池G-13型2個(LR44/SR44で代用可能) |
| 外形寸法 | 131.0(W) x 82.5(H) x 49.5(D) mm |
| 本体質量 | 約460g |
| 発売日 | 1976年12月 |
| 希望小売り価格 | 50,000円(発売当時ボディ:黒は3,000円高) |
私とPentax ME
製造年月日が私が生まれた年と同じである。おじいちゃんが母親に買ったもので、フルオートのコンパクトカメラが出回る頃はそっちに乗り換えたようであるが、幼少の頃の写真はほとんどこのカメラで撮られている。
後輩がオリンパスのPen Fで写真を撮っており、このカメラの存在を思い出して母親に連絡を入れる。随分長い間使っていなかったけれど、乾燥した場所に長い間あったためかレンズにカビはなく、シャッターも全部切れ、露出メーターも動いていた。自分にとっての最初のカメラではないけれど、子供の頃にコレで撮られてたこと、おじいちゃんが買ったものであること、そういう理由でいつまでも手元に残しておきたい。頻繁にメンテし、故障したら直し、もう動かないということになったらインテリアにします。どんなカメラでも、私に取ってこのカメラは一生に一台しか無いのです。
私の使い方白黒のフィルムやカラー、一応なんでも入れています。
私の所有しているカメラの中では群を抜いて正統派なので、当たり前だが一番まともな写真が撮れる。
それでいて、非常にコンパクトであるため、一眼レフのことを多少知っている人が見ると「小さい」と言ってくれる。どうやら35ミリ版の一眼レフとしてはペンタックス最小らしい。
おじいちゃんが母に気を使っていたのか、絞り優先自動露出である。私が使い始めた時もこれに助かったので、初めて手にする一眼レフとしてはオススメである。最近はマニュアル露出も扱ってみたいと思うようになったケド。
標準レンズはSMC PENTAX M 1:1.7 50mmでした。「SMC」とか「Super Multi Coating」との意味で、当時としては超多層の膜が乗っていたらしい。
名前は一応「アサヒペンタックス」。以降のモデルは「ペンタックス」。最後のアサヒである証がプリズム上に刻印されている。この後に発売されたME SuperにはAsahiの刻印はない。世間の人やカメラマニアがどう思っているかはわからないけれど、私はちょっと得した気分です。
実は、最近になって初めて経験したのですが、フィルムを変えている時にミラーアップしていたことが判明。最後の一枚を撮る時にレンズキャップをしたままシャッターを切った。フィルムを巻き上げて空けたらミラーアップして止まっていました。ちょっと焦ったけれど、モードダイヤルを100Xに回したら復帰できました。中にフィルムがなかったから比較的冷静に対処できました。まぁ電気を流している昔のカメラですからね。完全機械式なカメラだとこういうトラブルはないと思いますが。
露出モードは絞り優先AEのみ。マニュアル露出のシャッターダイヤルを省いた最初のカメラで、当時は画期的だったらしい。私はマニュアル露出は経験ないのですが、結局AE付近の露出値で撮るんでしょ?MEは1EVステップで±2EVの露出補正を持っているので、1/4X 1/2X 1X 2X 4Xにシャッター速度を変えられます。私は勉強のためにマニュアル露出機を使いたいと思っているんだけど、最終的にはAEに落ち着くと思っている。
大きさは131 x 82.5 x 49.5mm。小さい。現代人はコンパクトデジカメを見慣れているため「ごついカメラだね」と言うけれど、一眼レフを少しでも知ってる人が見ると「小さいねぇ」と言ってくれる。日本人の手に合わせて設計したような感じがする。同様に小さい・軽い・静かで定評のあるオリンパスOMヒトケタシリーズにも興味がある。