Balda Baldaxette:外観と主な仕様

- メーカー:西ドイツ バルダ(Balda)社、1937年(昭和12年)
- フィルム:120ブローニー 6×6cm 12枚撮り
- レンズ:トリオラン(Hugo Meyer Trioplan)75mmF2.9 コーティングなし(カールツァイス テッサー80mmF2.8もある)
- シャッター:コンパー(T、B、1~1/400秒、3枚羽根)
- ピント調節:レバー方式 上下像合致式で最短撮影距離は1メートル
- ファインダー:2つ目、ビューファインダーは逆ガリレイ式とパララックス自動補正
- フィルム送り:赤窓式
- 特徴:距離計連動式スプリングカメラ
- 重さ:710g/鉄板ボディ
シャッタースピードは1~1/400秒だが、1/200秒と1/400秒は別スプリングで速度を上げている。
スプリングカメラと呼ばれるが、アメリカでは「Folding(折りたたみ) Camera」と呼ばれる。
ピント調節はレバー方式で、最短撮影距離は1メートルらしい。
Baldaxと呼ばれる機種の後継機らしい。
私とバルダクセッテ
法事があったので、久々におばあちゃんの家に泊めてもらっていた。 おじいさんの遺品を整理していて、色々と物色をするつもりだった。タイピンとかオシャレなものもあったし、以前は使っていた万年筆とかももらっていた。
ちょっと物置を漁っていたら、古そうな四角い物体を発見。カメラに見えなくもないけれど、レンズが見当たらない。少しいじっていると、蛇腹が飛び出てきました。こりゃ面白いってことでもらっちゃいました。
よく見るとレンズがちょっと汚いし、シャッターもちょっと心配だけど、生きているような気がする。 ここは腕の見せ所なので、是非とも復活させたかった。
ボタンを押すとバネの力で自動起立して撮影状態になる。畳むと小さく携帯性に優れた折畳み式カメラ(Folding Camera)。日本やドイツでは「スプリングカメラ」と呼んでおり、アメリカではFolding Cameraと呼ばれる。
戦前・戦後を通して数多くのスプリングカメラが作られたましたが、殆どのカメラは1930~60の30年間に集中しているそうです。セミ判(6x4.5cm)、66判(6x6cm)と69判(6x9cm)などが代表的な画面サイズらしいです。Baldaxette IIは66判(6x6cm)ですが、「Baldaxette I」は4.5×6cmらしい(1936年発売)。一応この「Baldaxette I」は当社の645機としては最高級らしいが・・・、やっぱりBaldaxetteは当時としては庶民の手に届きやすいものだったらしい。この系統のスプリングカメラで最高級のものは当時210円で、今のお金にすると50万円くらいだから、高級なデジタル一眼レフを買うようなものかな。Balda社のカメラは日本でも人気があったみたいだけれど、このBaldaxetteは数が少ないらしい。
戦前のカメラであるため、コーティング技術が発達しておらず、カラーには対応できないかもしれない。フィルムも120と呼ばれる35mmよりも大きいもので、12枚撮れるらしい。Baldaxette Iは4.5×6mmなので16枚撮りということか。このカメラは3枚レンズ構成だが分解したところ、内側はかなりキレイで一番外側と両面だけが汚いので掃除も楽。 p>
レンズの焦点距離が75mmです。6x9cmサイズの対角がおよそ105mmで、35ミリフィルムの対角(24x36mm)は43mmですので、75mmレンズで6x9cmサイズフィルムで35ミリカメラ換算すると35mmほどになります。75mmのレンズで6x6cmだと35ミリカメラで40mmの焦点距離のレンズで真四角の写真を撮るようなイメージでしょうか。
参考HP
Camerapedia
http://www.camerapedia.org/wiki/Baldaxette
chess-art.com
http://www.chess-art.com/cameras/cameras/balda.htm
The Classic Camera
http://www.cosmonet.org/camera/bdk.htm